当院では乳がんの早期発見に取り組んでいます。
乳がん検診を受けてください
女性のがん罹患率の第1位は乳がんです。
早期の乳がんは約90%が治るといわれています。
乳がんにかかる女性は年々増加しています
日本人女性の9人に1人は乳がんにかかるといわれています。
女性のがん罹患率で1位、また死亡原因の上位となっているにもかかわらず、乳がん検診受診率は40%に満たないのが現状です。
検査について
マンモグラフィは、手には触れないような非常に早期の乳がんのサインである石灰化を描出できるため、
まったく症状のない方たちを対象とする検診の方法としても、大変優れています。
しかし、若年の方、授乳中の方、手術後の方、非常に乳腺の濃度が濃く不均一である方などの場合は、
マンモグラフィだけでは、異常を写し出すことが難しい場合があります。
このような場合には、超音波検査が適しています。
検査件数
2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
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マンモグラフィ | 465 | 400 | 408 | 379 | 488 | 462 | 467 | 535 | 647 | 541 |
乳腺エコー | 190 | 177 | 207 | 185 | 233 | 230 | 261 | 247 | 489 | 425 |
乳がんにかかりやすい年齢
30代後半から急激に増え始め、40代後半から60代が多くなります。40歳を過ぎたら定期的に乳がん検診を受けることが大切です。
30歳になったら乳がんの自己検診、40歳以上の方は定期的に乳がん検診を受けることが大切です。
マンモグラフィによる放射線被ばく〜早期発見に向けて〜
マンモグラフィによる放射線被ばくは、乳房だけの部分的なものであり、放射線量も少ないため、
被ばくによるリスクよりも早期発見のメリットのほうがはるかに大きいと思われます。