特定医療法人紀陽会 田仲北野田病院

乳がん検診を受けましょう

 
日本人女性の16人に1人は乳がんにかかるといわれています。
女性のがん罹患率で1位、また死亡原因の上位となっているにもかかわらず、乳がん検診受診率が23%以下と低いのが現状です。
 
マンモグラフィは、手には触れないような非常に早期の乳がんのサインである石灰化を描出できるため、まったく症状のない方たちを対象とする検診の方法としても、大変優れています。しかし、若年の方、授乳中の方、手術後の方、非常に乳腺の濃度が濃く不均一である方などの場合は、マンモグラフィだけでは、異常を写し出すことが難しい場合があります。このような場合には、超音波検査が適しています。
30代後半から急激に増え始め、40代後半〜50代でピークに達し、高齢になるにしたがい減っていきます。このため、30歳になったら乳がんの自己検診を行い、40歳以上の方は定期的に乳がん検診を受けることが大切です。
 
マンモグラフィとは、乳房のX線撮影のことで、専用の装置で撮影します。
当院では、マンモグラフィは女性技師(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会認定技師)が撮影しますが、不在の場合もございますので、ご希望の受診日に女性技師の対応が可能であるかあらかじめご連絡の上ご確認ください。
撮影前に、マンモグラフィ用の
検査衣に着替えていただきます。
片方ずつ、圧迫板で挟んで
撮影します。
撮影は片方につき1回、または
方向をかえて2回行います。
撮影時間はおおむね5〜10分程度です。
撮影の際、乳房を圧迫し、平たく引き伸ばします。
これは、乳腺の重なりを分離させ、より病変を写し出しやすくする効果と、放射線による被ばく量を少なくする効果があります。
やや強めに圧迫いたしますので、生理前などの乳房が張っている時期を避けていただくほうが良いかと思われます。
また、圧迫の際は被検者様の痛みの具合をお聞きしながら少しずつ圧迫します。
* 心臓ペースメーカーを装着されている方、豊胸手術を受けられている方はマンモグラフィ撮影を控えさせていただきますのでご了承ください。なお、診療としての検査に関しましては方法・手技により検査が可能となることもありますので乳腺外科など専門の医師にご相談ください。
* 制汗剤やパウダーなどは誤診の原因になりますので、撮影前によくふき取ってください。
マンモグラフィによる放射線被ばくは、乳房だけの部分的なものであり、放射線量も少ないため、被ばくによるリスクよりも早期発見のメリットのほうがはるかに大きいと思われます。